① 永く住み続けるために必要な、現在(いま)と将来をつなぐ間取りの考え方。
家づくりの中で、最も重要とされる"間取り"
新しい家で家族が楽しく団らんを過ごす空間とプライベートな空間をどのように配置するかで、
生活スタイルは大きく変わります。
これは決まった形があるわけではなく、あなたの家族が今まで過ごしてきた時間の中で培ってきたもので、
ひとつとして同じものはありません。
展示場や現場見学会などで素敵に感じたり見えたりしたものでも、そのままあなたの家に当てはまるとは限りません。
あなたの家族らしさを加えて、初めて素敵な空間になるのです。
そのポイントは実にたくさんありますので、これを取り入れていくのは家づくりの計画の楽しいところのひとつです。
また、現在(いま)の生活に最適であることは当たり前で大切なことですが、家は永く住むことができるものです。
これからの子供の成長、親世帯との同居、あなた自身が年齢を重ねていく上で生活スタイルも変化していくと思いますが、
予め建物の骨組み(構造)を頑丈に造っておくことで、リフォームでも十分に対応ができることはもちろん、
最初の段階で将来のことまでいくつかの想定をし考えておくだけで、そのリフォームにかかる費用はものすごく違ってきます。
この部分においてはかなりの数の想定をしておりますので、常に新築の時から話し合って提案することを心がけています。
≪ 続きを隠す
② 昔からの伝統と今の新しい技術を融合させる本質の見極めと選択。
木造在来工法の家は、昔からの伝統を生かした骨組み(構造)が今も生きています。
その中でも技術の進化により、従来大工さんが加工していた土台と柱、柱と梁(はり)、梁と梁の継手などは、
プレカット工場で加工します。
ここでは、大工さんの素晴しい伝統の業を機械で正確に行います。
しかし、加工するのは機械ですが、入力するのは大工さんではなく工場の人です。
ですから、AQ認証やISO9001の認証を受けた工場を選ぶことが必要になります。
さらにもっと大切なことは、それぞれの家の間取りから考えた図面のチェックです。
建築基準法に合っていれば安心ということだけでなく、住む時に必要な梁の大きさ、バランスを考える必要があります。
これは、昔からの大工さんの経験による構造的な考え方を重要視しており、
これにより、耐震性はもちろんのこと、音の伝わり方も違ってくるのです。
よって構造や意匠、機能、耐久性など流行だけの新しいものを採用するのではなく、
将来にわたって必要とされるものを永く使い続けることができるよう常に見極め、私たちは様々な提案をしています。
≪ 続きを隠す
③ 明るさと風を重要視しながら四季の変化を楽しむ。
一年の中に四季がある日本で快適に生活できるための工夫は色々とありますが、
明るさと風の流れは、家づくりの中でとても大切なことです。
そのために、窓の大きさと配置はよく考える必要があります。
窓が大きいと明るさがとれる反面、夏や冬の外気温の影響を大きく受けます。
また、それを気にしすぎると逆に部屋は暗くなってしまうので、窓の数にも同じことが言えます。
大切なのは快適に過ごすことですから、部屋の使い方によって、
その間取りの中で窓の大きさや数を考えて配置することがポイントになります。
「明るさを考えた窓」と「風の流れを考えた窓」では大きさが違ってきますし、位置も変わってきます。
さらに、窓は家の外観のデザインにも大きな影響を与えますが、見た目だけにとらわれることなく、私たちは機能性を重視した提案を心がけています。
これらを考えることによって、家全体の省エネにもつながっていくのです。
≪ 続きを隠す
④ 土地の条件によって大きく変わる建物の配置。
家を建てる土地には、様々な状況があります。
それによって、道路に対する向きによる玄関のアプローチの方法から、隣家、道路との距離による窓の位置、
第三者の視線への配慮をしたプライバシーの確保など、これから住み続けていく上で必要なことが多くあります。
場合によっては、ご近所との付き合いにも影響を及ぼすかもしれません。
その他にも、桜が見える場所や子供が大好きな列車が見える場所、窓から花火大会が見える場所など、
他の土地では味わうことができないその土地ならではの条件もあるかもしれません。
また、窓の配置だけでなく、バルコニーの位置や大きさが変わってくることもしばしばあります。
これらは、私たちが実際に携わってきた家づくりの中で提案し、取り入れてきたもののほんの一例です。
その土地の条件を実際に現地に立って考え、体で感じるその土地ならではの家づくりの提案をすることにより、
毎日の生活がさらに楽しく過ごせる時間を加えることができ、より満足できる家づくりになると考えています。
≪ 続きを隠す
⑤ オール電化とガスのある暮らし。生活スタイルと立地条件によっての選び方。
「家を新築するならオール電化にしたい」
「ガスのある暮らしに慣れているから」
などと言うように、計画の時に初めから決めている感じの方がほとんどのようですが、その理由を聞いてみると、
オール電化の場合は、
「IHクッキングヒーターは、お手入れが楽そうだから」
「火を使わないのでガスより安全そうだから」
「深夜電力を使ったエコキュートは省エネで光熱費が安くなりそう」
「ガスの基本料金がないからその分でもランニングコストが安くなりそう」
などがありますね。
さらに太陽光発電は、
「毎月電気が売れるから、光熱費が安くなる」 という話もあります。
ガスのある暮らしの場合は、
「料理をする時は、やっぱり鍋が振れないとね」
「今までもガスコンロを使っているから慣れている」
「ガラストップの天板は掃除が楽だって聞く」
「衣類乾燥機はガスに限る」
「エコウィルを使うと給湯と発電ができて、しかも床暖房の欲しい家には最適だって聞いた」
などの話があります。
そこで、何故そう思うのかという質問をすると、その答えは、
『なんとなくいい気がする』
『親戚や友達がいいって言うから』
『テレビのCMで観ていいと感じたから』
ということがほとんどです。
電力会社やガス会社は、お互いを比較して良いところを全面的にアピールしてきます。
ですから、それぞれの良さは十分に分かると思いますし、理解もできます。
どちらが良い、悪いということではなく、私たちはその家の条件(家族構成や土地の立地条件、生活スタイル)などを
十分に考慮して、実際に生活してみたときの光熱費の比較や家を建てるときの費用も含め最適な提案をしています。
その裏付けとして、今までの家づくりにおいて最初に話をしていた時から、その思いが逆に変わった時も、
そのまま進んだ時も、「話を聞いて決めて本当に納得できたので良かった」と喜ばれることばかりという事実があるのです。
≪ 続きを隠す
⑥ 気密性能・断熱性能を理解していなければ、省エネ住宅とはいえない。
気密性能・断熱性能。
この部分は、私たちが家を造るプロとして、決して他の業者に対しても、絶対的な自信を持っていることです。
高気密・高断熱を得意にしている業者は数知れずありますが、私たちは、他社のようにここにお金を掛けすぎずに、
快適な生活ができるものを提案しています。
それは、私たちの考え方と実際に家を造る一人ひとりの職人さんの意識が高いためです。
これはとても重要なことで、材料や工法の説明を詳しくして且つその性能が優れていたとしても、
実際に工事をする際に忠実に進められていなければ、本来の性能を発揮することができません。
しかも、専門の業者による施工なので安心という話であれば、それなりのコストがかかってきます。
さらにこの気密性能の部分は、言葉を聞くと息苦しそうなイメージや他で聞いた業者の話では、
「なるべく窓を開けたりしないほうがいい」という説明をするところもあるようですが、決してそんなことはありません。
また、長期優良住宅や太陽熱利用の補助金を受けられる住宅などには、
この気密性能・断熱性能を示した温熱等級において、最高等級の4等級が必須になっています。
以前の住宅金融公庫の仕様では、省エネ次世代基準をクリアした住宅には割増融資もありました。
このように、気密性能・断熱性能を有した家づくりは快適に過ごすために必要なことだと考えています。
さらに、家は計画的な換気を行わなければ、部屋の中の結露や空気の汚れが溜ってしまう場所が出てきてしまいますので、
この部分も十分に考慮した提案をしています。
これによって本当に夏と冬の冷暖房費が変わってきます。
≪ 続きを隠す
⑦ 太陽熱を利用したハイブリッドソーラーハウスと太陽光を利用した太陽光発電の違い。
屋根の上に取り付けてあるパネル。
一見どのパネルを見ても同じに見えますが、実は大きく分けて二種類あります。
一つは太陽熱を集めるパネル。もう一つは太陽光を集めるパネル。
この二つにはそれぞれ役割があります。
ハイブリッドソーラーハウスは、太陽熱を利用します。
春から秋までの約8ヶ月間は、太陽の熱を利用してお湯を作り、
秋口から春先までの約4ヶ月間は、太陽熱を利用して家全体を全館床暖房で温めます。
これにより、どんなに外気温が低くても、家の中の温度は20℃から22℃の間に保たれますので、
とても心地よい空間で生活ができます。
しかし天気によっては、雨降り、曇り、雪などで太陽熱を利用できない時もあります。
でも大丈夫!
マイコン制御によって、自動的に補助の暖房給湯器が作動するしくみになっています。
ですがそれでは、家全体を温めるのに光熱費がすごく掛かるように感じますよね。
でも安心!
この補助暖房は、通常の設定で、日に朝方の2時間と夕方の2時間の計4時間しか作動しなくても大丈夫なんです。
何故かと言いますとそれは、ファンヒーターやエアコンのように必要な時に使う一時暖房とは違い、
ハイブリッドソーラーハウスの床暖房の場合は家全体が太陽熱を利用して温まっていますので、
天井も壁も床も家具までも常に熱を持っており、この短い時間だけでも十分に家が暖かく保てるというのです。
夜トイレに起きた時でも、お風呂から出たときでも、ヒートショックを受けることなく、快適な生活が送れます。
太陽光発電は、太陽の光をパネルに集めてそれを電力に変換することにより、普段使用する電気代を賄うことができます。
家に取り付けるリモコンを見ることで毎日の発電量を確認でき、
オール電化住宅にすることによって電気代も割引がありますし、
他にも通常の電気を使用するためのメーターと電気を電力会社に売るメーターの2つが取り付けられ、
そちらは銀行の口座に振り込まれますので、非常に光熱費が助かります。
それと地球温暖化の防止策として、家の屋根を利用することは環境にも優しい家づくりと言えます。
どちらをとっても、太陽の力の恩恵を十分に活用できる家が出来上がるわけです。
太陽熱利用のハイブリッドソーラーハウスは、家の光熱費の約3分の1を占める給湯費を大幅に減らすことができ、
しかも冬の時期は、外が寒くても家の中は春を感じるような快適な室内空間。
輻射熱を利用するので空気がきれい。
ヒートショックの無い全館床暖房......等々、普段の家づくりに大きな快適性を加えたものになります。
太陽光発電は、毎月家の屋根で発電した電気を売電することにより、電気代が安くなる。
オール電化住宅にするとさらに基本料金、電力料金も安くなる。
家の中で無駄な電気を使わないように、家族の中に節約の意識が生まれやすくなる。
そして、地球温暖化を考えた環境の面でもメリットのある家づくりができます。
≪ 続きを隠す